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2026/02/08 07:15

今のような醤油の形に近づいたのは、室町時代だといわれています。

もともとは味噌を仕込む過程で、自然に生まれた液体が始まりでした。


その液体の味や香りの良さに気づき、

「これは調味料として使えるのでは」と広がっていったのが、醤油のはじまりです。


偶然のように聞こえますが、

そこには発酵を大切にしてきた、日本人ならではの感覚がありました。


江戸時代に入ると、醤油は一気に庶民の味として定着します。

特に関東では、色が濃く、香りの立つ醤油が好まれ、

刺身や蕎麦、煮物など、今につながる和食文化を支えてきました。


この頃は、蔵ごとに仕込み方も味も違い、

「この土地の味」「この家の味」があるのが当たり前。


原材料はとてもシンプルで、

時間をかけて発酵させることが何より大切にされていました。


そうした背景を知ると、

今あらためて、昔ながらの製法で作られた醤油が

見直されている理由も、自然と腑に落ちます。


効率よりも、

手間と時間をかけること。


その積み重ねが、

料理の味を、やさしく支えてくれるのかもしれません。

原材料と製法に目を向けて選ぶことで、醤油の味わいはぐっと変わります。

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